【大人のADHD】時系列順に「大変だったこと」をまとめてみた。

働き方

ADHD持ちの大学生なのですが、社会人になったらどうなるのか不安です

ADHDの彼氏を理解してサポートしたいです。ADHD特有のエピソードを知りたいです

2022年にADHDと診断を受けた筆者が大学生時代から会社員時代、経営者時代、ライター時代(現在)に大変だったことを振り返ります。

大変だったことを時系列でまとめて見ることでADHDの私がこれから気をつけるべきポイントを戒めとして綴ります。

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大学生時代のADHDな私が大変だったこと

大学時代は地方の国立大学の学生でした。

そんなADHDな私が大変だったことは以下のとおりです。

1.留年する
2.アルバイト何度もクビになる
3.友達ができない
4.足の付き場がないくらい部屋が散らかる
5.車の免許の試験がなかなか受からない
6.アルバイト代をファッションに全振り
7.アルバイト代を彼女に全振り
8.父親に捨てられる
いろいろショッキングなこともありましたが、これはこれで私は充実した大学生活を送りました。留年したこともあり基本授業は一人で参加することが多く、ノートやレポートをシェアし合う仲間もいなく苦労しました。
交友関係も浅く広い感じで、誰かと旅行に行くほどの友人はいませんでした。
それでも彼女はできたし、好きなことに没頭できる環境がありました。

新入社員時代のADHDな私が大変だったこと

私は上場している大手メーカーに新卒で入社しました。(ポンコツでも大手に入れることは声を大にして言いたい!)

新卒で働いていた時にADHDな私にとって大変だったことは以下のとおりです。

1.よく遅刻する
2.よく忘れ物をする
3.期限を守れない
4.忙しくなると部屋がごちゃごちゃ散らかる
5.指示の受け取り方が極端で周りを困らせる
6.上司の思惑とはズレた仕事に集中している
7.同期の中でなぜか浮く
8.違う取引先に他の取引宛のメールを送る
自分が思っている以上に単純作業、ルーティンが多く、耐えられなかったです。
ついつい創意工夫をして、現状の問題点を上司に突きつけるうるさいポンコツ部下でした。しかし、ポンコツ具合は酷すぎて割と私は可愛がられていたようです。

経営者時代のADHDな私が大変だったこと

20代は新卒の会社を少し勤めたあと5年ほどベンチャー企業を経営してました。

経営者として働いているときにADHDな私にとって大変だったことは以下のとおりです。

1.協調性がありそうで、協調性がない
2.ユニークすぎる新規企画に周りを振り回す
3.プロジェクトを勢いよく回していると周りがついてきてない
4.出張のホテルの予約はチェックインの5分前
5.外部のビジネスや口コミに集中が阻害される
6.書類やPCのデスクトップがファイルでごちゃごちゃ
7.経理はできない(専属の税理士や経理はマスト)
8.衝動的に経営から退く

結論、仲間がいたからこそできたのだと思います。自分一人で到底達成できない景色を見ることができました。

ベンチャーということもあり、変化の激しい環境に対しては衝動性があるADHDの私にとってフィットしたポイントかなと思います。しかし、経営が安定してきて、それなりに競合にベンチマークされるようになったり、上場企業などの契約が増えてきた段階で守りの部分に弱さがあったように感じます。

WEBライター時代のADHDな私が大変だったこと

経営していた会社から退き、さらに体調を崩し東京での生活を終わりにして田舎に戻ってきました。

双極性障害を患ってからはずっと引きこもり状態で、リハビリのために始めたのがWEBライターです。

WEBライターとして徐々に生計を立てられるようになりつつある中でADHDな私にとって大変なことは以下のとおりです。

  1. 短期納期はメンタルにくる
  2. 案件をやっている際、他の案件を受けてしまう
  3. 誤字脱字が多い
  4. チャットワークやSlackなどのコミュニケーションツールが億劫
  5. 対応可能な案件の量を調整できない
  6. 出来ない案件も挑戦してしまう
  7. 継続的な集中力の限度が30分

向いているか向いてないかでいうと「向いていません」。マニュアルや納期がキッチリ決まっているとおのずとストレスになってきます。

自分のペースでできる案件であればいいのですが…結局、わがままなんですよね。

【まとめ】過去の自分からこれからのADHDな自分へのメッセージ

ここまで振り返ってきてこれからのADHDな自分へのメッセージをまとめます。

  • 彼女や奥さん、経営仲間の存在が重要(現在、独身彼女なし(泣))
  • 衝動的な行動はもっとやると良い。しかし、睡眠ファースト
  • できないことはできない!と見切りをつける勇気を持つ
  • 身近なところの整理整頓を徹底(散らかると頭の混乱につながる)
  • 集中力がない前提でタスクをスケジューリングする

上記の5つの文だと忘れてしまうので(笑)、3つの言葉にまとめます。

1.サポートしてくれる存在
2.ADHD前提としたリスクヘッジ
3.できることはもっとやる
普通の方からすると、ちょっとワガママな感じするかもしれませんね。
それでも私も大切な人を守れるように稼いでいく必要があるし、しっかりと社会復帰を目指していきます。
ADHD当事者の方は一緒に頑張っていきましょう。
それでは本記事を読んでくださり、ありがとうございました。
また私がADHDや双極性障害の診断を受けるきっかけとこれからの目標に関して記事をまとめてます。よろしければお読みください。
この記事を書いた人
くんポンコツ

田舎から、ぽんこつに綴ります。双極性障害とADHD持ちのぽんこつライター。温泉施設でwebマーケのアルバイトをしながら小さな会社を経営中。来年目標でカフェをつくるプロジェクトを実施中|手網珈琲 | 複業 | ローカル | 二拠点生活 | 東京から地方へ戻り組 | 村育ち | ばあちゃん子 | 30↑

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