天才病と言われるADHDとはどんな病気?特徴と適した仕事を紹介

発達障害

天才的な偉人も結構ADHDだった人が多いらしいね

彼氏がADHDらしいのですが、実際のところどんな障害?病気なのでしょうか

「天才病」と言われる病気はご存じでしょうか。

小学校で落ち着きがなく、なかなかじっとしてられない子どもって周りにいませんでしたか。

もしかすると、そんな子どもも親の育て方、先生の教え方によっては才能が開花して天才として名を馳せる人に将来なるかもしれません。

実は別名天才病という名前を持つ病気は不注意、多動性、衝動性の要素からなるADHD(注意欠如・多動性)のことを指します。

この記事ではADHDの特徴からADHDを公表もしくは疑いのある芸能人・偉人を紹介し、ADHDに適した仕事をADHD当事者の筆者が紹介します。

この記事でわかることは以下のとおりです。

  • ADHDは別名天才病と言われている
  • ADHDを公表もしくは疑いのある有名人・偉人は多い
  • ADHDの長所・短所と適した仕事

それではさっそくみていきましょう。

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別名天才病ADHDとは?

別名天才病とも言われるADHDの特性は、「不注意」「多動性」「衝動性」です。
たとえば「忘れ物が多かったり無くしものが多い」「約束をよく忘れる」などが挙げられます。

なぜ、このADHDが天才病と言われるかについては3点理由があります。

  1. 個性的で創造力が豊かである
  2. 自分の関心のあるジャンルには人並外れた集中力を発揮する
  3. IQベースで見ると平均より高いことが多い

天才とは「生まれつき備わったすぐれた才能」という意味で、ADHDも後天性ではなく先天性であると考えられていることから天才病と言われています。

海外の研究では、18歳以下のADHD率は20人に1人という報告があります。
大人においては社会的に、仕事場において悪影響を及ぼす場合に、一定の基準を持ってADHDと診断されます。

ADHDを公表もしくは疑いのある偉人や芸能人

歴史上の人物はADHDや精神障害を持った方が多いです。いったいどんな偉人・有名人がADHDなのかみていきます。

ADHDを公表もしくは疑いのある偉人編

ADHDを公表もしくは疑いのある偉人は以下の通りです。

  • 織田信長
  • 坂本龍馬
  • ピカソ
  • アインシュタイン
  • レオナルド・ダ・ヴィンチ
  • モーツァルト
  • エジソン
  • スティーブ・ジョブズ

いろんなリスクをかえりみずに挑戦してきた偉人・天才ばかりですね。挑戦をするためにはリスクはつきものです。リスクを恐れず、自分の関心を突き進められる方にADHDは多いようですね。

ADHDを公表もしくは疑いのある有名人・芸能人編

ADHDを公表もしくは疑いのある有名人・芸能人は以下の通りです。

  • 長嶋茂雄
  • 黒柳徹子
  • さかなクン
  • ジミー大西
  • 深瀬慧(SEKAI NO OWARI)
  • 眞鍋かをり
  • 徳井義実
  • みやぞん

独特の雰囲気や世界観を持つ天才肌のある唯一無二のプレーヤーばかりですね。

特にSEKAI NO OWARIの深瀬慧さんは、自身がADHDと診断され、精神病院の閉鎖病棟にいたことを告白しています。入院している時に「世界の終わりだ」と絶望を味わってる最中にグループ名の「世界の終わり」を思いついたようです。

ADHD(別名天才病)の特徴と長所短所

続いてADHDの主な特徴と長所短所を解説します。

自分がADHDという方も周りでADHDがいるという方もADHDの特徴と長所短所を理解しておくことでみんなが生きやすく、働きやすい環境をつくれるかもしれません。

ADHD(別名天才病)の特徴とは

天才病とも言われるADHDは「注意欠如・多動症」ということで、「不注意」「多動性」「衝動性」の特徴がみられます

「不注意」による特徴は以下のとおりです。

  • 注意を持続させるのがむずかしい
  • ケアレスミスが目立つ
  • 整理整頓が苦手で忘れ物が多い

たしかに私も凡ミスが多いのと物をよく無くしていまいがちで周りを困らせています。

特にAirPodsをよく無くすのですが、気がついたら3個ありました。買うたびに無くしたものが見つかり毎回反省しております。

「多動性・衝動性」による特徴は以下のとおりです。

  • 順番を待てない
  • 感情が不安定になりやすい
  • おしゃべりになったり不注意な発言を繰り返す

私もどれも共感しますが、特に順番を待つことができません。むしろ行列に並ぶことができません。

スイッチが入ってしまうと多弁になってしまうこともよくあるのでこの点はかなり気をつけています。

ADHDの長所とは

ADHDは天才が多いという話からもわかるように長所も多くあります。

ADHDの長所は以下のとおりです。

  • 発想力や独創性に溢れている
  • いろいろなことに関心が持てる
  • 関心のある分野を突き詰めることができる
  • 決断力が早い
  • 行動力がある
上記の特徴から経営者やフリーランスや個人勝負をされる方で本領を発揮する方は多いです。

弱みも角度を変えれば強みになるのであまり悲観的になりすぎなくても大丈夫です。

強みをどんどん伸ばして自分が活躍するフィールドで花を咲かせましょう!

ADHDの短所とは

周りに迷惑をかけてしまうのは辛いですよね。

ADHDの短所は以下のとおりです。

  • 整理整頓や予定の管理が苦手
  • 書類や単純な作業でもミスをよくおかす
  • マルチタスクが苦手
  • 他人が発言しようとするときに遮ってしまう
  • 悪気はないが思ったままに言葉を発してしまう

私の場合、特にマルチタスクが好きなのに苦手という一番タチの悪いパターンです。
いろいろ衝動的に始めるので周りを振り回した挙句、管理ができないので自分一人で迷子になります。

本当に周りには感謝感謝です。

あなたも天才に!ADHDに適している職業

経営者やフリーランスや個人勝負は強いと述べましたが他にもADHDに向いている仕事がありますので紹介します。

デザイナー・クリエイター系の仕事

ADHDの方は、発想力や創造力が豊かなため次々にアイデアが湧いてきます。通常であれば集中力が分散されてデメリットとも置き換えられがちですが、デザイナー・クリエイターであれば発想力・独創性を発揮することが可能です。

エンジニア系の仕事

自分の関心のある分野を突き詰められるADHDの方は、エンジニア系の何か専門分野を持って行う仕事でも力を発揮します。

しかしながら、エンジニア領域に関心があるかどうかは非常に重要なので合わない場合もあるので気をつけましょう。

その場合は自分の関心のある分野を見てみると良いです。

エンタメ・アーティスト関連の仕事

予定の管理やマルチタスクは苦手だけど、自分の専門領域におけるパフォーマンスは発揮できるということはエンタメやアーティスト関連の仕事にも向いています。

マネジメントは他の人に任せるという選択が自分の花を開花させる近道かもしれません。

関心のある分野はとことん追求できるADHDなので、音楽やエンタメの力がハマれば突き抜ける可能性は高いです。

自由度のある仕事

縛られるとミスをおかしてしまうADHDにとって、経営者やフリーランス、フレックス制・裁量労働制の働き方は相性が抜群です。

この働き方は、リスクもはらんでいます。仕事の選び方や進める段階の周りとの認識のすり合わせが非常に重要となります。

【対処法】天才になるためのADHDの考えた・行動パターン

最後に、ADHDで実際に天才になるための考え方や行動パターンをお教えします。

短所を長所と捉えて、強みを伸ばしていく

例えば、ADHDにおける「多動・衝動性」という特性は悪く捉えられがちですが、行動力があると捉えると強みになりますよね。しかし、諸刃の剣な要素を含みますので、しっかりと行動をした際にトラブルやミスをおかさないための仕組みづくりが大事になるでしょう。

持ち前の行動力によって天才に近づけますよ。

自分のこだわりをとことん貫く

たしかに自分のこだわりが強く、周りとトラブルになってしまうことも多いADHDですが、あの発明王トーマス・エジソンもADHDだったのでは?と言われており、彼は小さい時から「なぜなんだろう?」と疑問を徹底的に考え抜く姿勢があったといいます。

エジソンのようなひらめきの天才のように、自分のこだわりは大事にしたいですね。

いろんなことにチャレンジをしてみる

自分に合う生き方や働き方がはまればADHDの天才の花は開花します。しかし、自分には特にこだわりややりたいことも得意なこともない、と悩む方もいるかもしれませんが、まだ出会っていないだけかもしれません。いろんなことを経験していく中で、自分に合うものをぜひ見つけましょう。

天才のきっかけはどこに落ちているかわかりませんよ!

【まとめ】天才病ADHDと正しく向き合おう

いかがでしたでしょうか。

ADHDが天才病と言われる理由やADHDに向いている仕事を紹介しました。

ADHDを公表もしくは疑いのある人でもいろんな領域で活躍する芸能人や偉人の存在に勇気をもらえますよね。

筆者もADHA当事者なのですが、弱みを強みに変えて自分の働きやすい環境を整えていきます。
もちろん、自分の弱みにもとことん向き合います。しかし、悲観的になりすぎず自分の個性に光を照らす形で力を伸ばしていければいいかなと考えております。

家族や職場にADHDの方がいる方はADHDの方とのコミュニケーションや仕事の進め方など再度見直してみるのもおすすめです。

この記事をきっかけにADHDの方もその周りの方も笑顔になってくれたら幸いです。

大人のADHDに役立つグッズもまとめた記事もあわせてお読みください。このグッズを使えば天才になれるかもしれませんね。

この記事を書いた人
くんポンコツ

田舎から、ぽんこつに綴ります。双極性障害とADHD持ちのぽんこつライター。温泉施設でwebマーケのアルバイトをしながら小さな会社を経営中。来年目標でカフェをつくるプロジェクトを実施中|手網珈琲 | 複業 | ローカル | 二拠点生活 | 東京から地方へ戻り組 | 村育ち | ばあちゃん子 | 30↑

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