コーヒー大好きで、毎日飲んでます
コーヒーを飲むと落ち着くのはなぜなんだろう
コーヒーを飲んで仕事や勉強に集中したり、ほっとひと息でリラックスタイムを過ごす方は多いのではないでしょうか。
コーヒーにはさらにうつにも効くという研究報告があります。
この記事では、うつにコーヒーが効くという理由からうつに効くコーヒーのおすすめの飲み方からうつ病以外の精神障害である双極性障害やADHDには効果があるのか解説していきます。
また、普段コーヒーメディアのライターをしたり、自家焙煎するほどコーヒー好きな筆者がリラックス効果の高いおすすめコーヒーも後半に紹介してますのでぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかることは以下のとおりです。
- コーヒーはうつに効く可能性がある
- コーヒーは寝る前の4時間前までに飲むようにする
- コーヒーはADHDにも効果があるという実験結果がある
- コーヒーはグアテマラやブルーマウンテンがリラックス効果が高い
それではさっそくみていきましょう。
コーヒーがうつに効く3つの理由
うつ状態になると気分が落ち込んでしまったり、食欲をはじめとして何もやる気が起きません。もはやコーヒーを飲むという行為でさえ億劫な状態もあると思います。
ですが、うつ傾向にある方や気分の落ち込みが激しい方はぜひコーヒーを取り入れることで鬱を克服できるかもしれません。
それではコーヒーがうつに効く理由をみていきましょう。
コーヒーにはドーパミンの分泌を促す効果がある
コーヒーに含まれるカフェインにはうつ克服のキーとなるドーパミンの分泌を促進させる効果があります。
うつの状態とはドーパミンが減少している状態とも言えます。
ドーパミンは私たちにやる気や幸福感を与えてくれる心の機能に大きく影響する神経伝達物質です。
ドーパミンの効果をまとめると以下のとおりです。
- 幸せな気持ちになり活力が出てくる
- 集中力が向上する
- ポジティブ
そのため、カフェインを効果的に摂取することで気持ちが安定します。
しかし、カフェインの摂り過ぎには注意してください。
カフェインの最大摂取量は1日400mg=コーヒー2杯〜3杯(スタバのトールサイズだと1.5杯)です。
コーヒーのポリフェノールに抗うつ効果
コーヒーにはポリフェノールの一種であるクロロゲン酸やトリゴネリンなどが多く含まれており、このポリフェノールは抗炎症作用(炎症を抑える)を持っています。それが軽度の体内にある炎症に良い影響を与えると考えられています。
また淹れたコーヒーに含まれるポリフェノール・フラボノイドには、豊富にアンチエイジングの効果があるといわれている抗酸化物質の供給源となっております。
コーヒーの香りにはα波を出す働きがある
α波と聞くと「リラックス」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
実はコーヒーの香りには、脳からα波を出してリラックスさせる効果があると考えられています。
リラックスしているときの脳波であるα波状態にあるとき、通常時より60%多く、血液を送り込んでいるそうです。
そして、血液がたくさん蓄えた脳からからだ全体に酸素を供給し、エネルギーを生み出します。
そのため、活力が生まれポジティブな気持ちになることができる可能性が高いです。
うつに効く効果的なコーヒーの飲み方
コーヒーがうつに効くといっても、飲み方を間違えてしまうと逆効果です。
たとえば寝る前にコーヒーを飲んでしまうとカフェインの覚醒作用によって眠れなくなってしまうということもありますよね。
それではうつに効く効果的なコーヒーの飲み方をみていきましょう。
浅煎りより深煎りがおすすめ
コーヒー豆の焙煎時間が短く小麦色の浅煎りより、焙煎時間が長く焦茶色の深煎りのコーヒー豆の方がα波がよく出ると実験の結果報告があります。
コーヒーの表す成分は800種類以上あり、コーヒーの焙煎度だけではなく産地によっても香りの成分は異なります。
またα波がより出る産地はグアテマラやブルーマウンテンです。
グアテマラはよくカフェに置いてますが、ブルーマウンテンは高級豆なので通常のカフェにはあまりなく珈琲専門店であれば置いてあるイメージです。
ぜひお店でも自宅でも「深煎り」「グアテマラ」「ブルーマウンテン」を味わってみてください。
コーヒーは寝る時間の4時間前まで
コーヒーに含まれるカフェインの覚醒作用は、個人差はありますが4時間効果が持続されるといわれています。そのため、寝る前の4時間以内にはコーヒーは飲まないほうがよいでしょう。
コーヒー愛好家にとっては晩ごはん後にほっと休憩して1杯と飲みたくなるかもしれませんが我慢してください。
牛乳を入れてカフェオレにする
コーヒーに牛乳を入れて飲むカフェオレはリラックス効果を多く得られるでしょう。
さらに牛乳をホットミルクにすることでより体が温まりリラックス効果が高まります。
そして通常のカフェインの覚醒作用に加えて、牛乳が胃をバリアしてくれるので胃腸のバランスも整いやすくなります。
うつ以外はどう?コーヒーの効果
うつ以外ではどうなのか、筆者が双極性障害、ADHD持ちということでこの2つの精神障害中心にみていきます。
双極性障害とコーヒー
双極性障害とは、ハイテンションとなる躁状態と落ち込みが激しいうつ状態を繰り返す病気です。
双極性障害は炭酸リチウムという気分安定剤を使って薬物治療をしてます。そのため、血中におけるリチウム濃度が高くなって中毒症状にならないように水分調整が大事となります。そのためコーヒーやお茶は利尿作用があるため、飲むときは注意が必要です。
私も薬剤師さんによくコーヒーを飲む習慣は注意を受けましたが、薬剤師さん、お医者さんからも多くても2杯程度であれば大丈夫という話を受けました。
そしてコーヒー好きの私は午前に1杯目、午後に2杯目とルールを決めて飲むようにしています。
うつ状態に対してはうつ同様の効果が得られるのではないかと考察できます。また躁状態においてはあまりおすすめはしないでしょう。本来休む必要があるにもかかわらず覚醒してしまい、躁状態を悪化させるリスクを孕んでいるかもしれません。
ADHDとコーヒー
ADHDとは「不注意」「多動・衝動性」の3つの要素からなる注意欠乏・多動症です。
ADHDを持つ人にはコーヒーは効果があると考えます。
理由は2点あります。
- 脳が活性化して、集中力が上がる
- 眠気がなくなる
集中を持続させることが難しいADHDにとってコーヒーのカフェインによる覚醒作用は一定効果がある可能性が高いです。
またカフェインに関してこんな実験があります。
ある研究者は、ADHDを持った子どもを2つのグループに分け、こんな研究を行いました。1つのグループにはADHD患者用の薬を、もう1方のグループにはコーヒーをあげてみる、 という研究です。すると、コーヒーを飲んだグループは薬を飲んだ子どもたちと比べて効果は薄くても、元々より多動性が収まったという結果がでています。
つまりカフェインはADHDに効果がある可能性が高いといえるでしょう。
しかし、飲み過ぎには注意ですね。
おすすめのグアテマラとブルーマウンテン
リラックス効果の高いグアテマラとブルーマウンテンですが、グアテマラは割とカフェや市販で飲めることが多いのですが、ブルーマウンテンは他の銘柄と比べると少ないです。
そこで今回は、グアテマラ、ブルーマウンテンでおすすめのコーヒーを各々2種類紹介します。
おすすめのグアテマラ産のコーヒー
サザコーヒーレギュラコーヒーグアテマラ200g
グアテマラは最近でも多くのカフェにてお楽しみいただけますが、まずはザザコーヒーの上品な濃い甘い香りとカラメルのような甘さを堪能してください。
贈答用品としてもザザは喜ばれるので、自分用、贈答用にいかがでしょうか。
正式名称 | ザザコーヒーレギュラーコーヒーグアテマラ200g |
価格 | |
容量 | 200g |
1杯あたりの価格(1杯=約10g) | 58.5円/1杯 |
特徴 | 豊かな風味とすっきりとした酸味 |
神戸ファクトリーナ グアテマラ アンティグア スペシャルティーコーヒー ザ・シティー 260g
グアテマラの中でも高品質と言われるアンティグア地区のコーヒー豆を神戸の人気コーヒーロータリーが焙煎した逸品です。
カカオのような味わいも感じられるコーヒー好きには堪らない一杯です。
正式名称 | グアテマラ アンティグア スペシャルティーコーヒー ザ・シティー 260g コーヒー豆 中煎り 自家焙煎 (豆のまま) |
価格 | 1,985円 |
容量 | 260g |
1杯あたりの価格(1杯=約10g) | 76.3円/1杯 |
特徴 | フルーティさと、バランスの良い酸味と苦味 |
おすすめのブルーマウンテン
小川珈琲 ブルーマウンテンブレンド
京都発の小川珈琲の極上のブルーマウンテンとブレンドです。香りが高いブルーマウンテンらしさをすっきりとした形でブレンドされています。値段もお手頃なのでブルーマウンテンを気軽に楽しめますよ。
ぜひ最高品質のコーヒーの香りを自宅で試してみてはいかがでしょうか。
正式名称 | 小川珈琲店 ブルーマウンテンブレンド 豆 180g |
価格 | 1,188円 |
容量 | 180g |
1杯あたりの価格(1杯=約10g) | 66円/1杯 |
特徴 | 芳醇なコーヒーの香りとすっきりとした飲み口 |
自家焙煎プリンスコーヒー(ブルーマウンテンブレンド) 200g【PRINCE COFFEE】 (焙煎:浅炒り(豆のまま))
贅沢な高級豆ブルーマウンテンNo.1を中心としてブレンドしております。ちなみに、ブルーマウンテンはNo.1、No.2、No.3と等級が区別されているため、このNo,1をブレンドしたこのアイテムは贅沢の極みです。
正式名称 | 自家焙煎プリンスコーヒー(ブルーマウンテンブレンド) 200g【PRINCE COFFEE】 (焙煎:浅炒り(豆のまま)) |
価格 | 2,330円 |
容量 | 200g |
1杯あたりの価格(1杯=約10g) | 116.5円/1杯 |
特徴 | 苦味、酸味、コク、甘味すべてのバランスが整っている |
【まとめ】コーヒーを楽しみながらうつを克服しよう
いかがでしたでしょうか。
今回はコーヒーがつうつに効果がある理由からおすすめの飲み方、双極性障害やADHDについてはどうか解説しました。
筆者は双極性障害の躁状態がひどいときは1日5杯〜6杯を飲んでいました。また睡眠時間も3時間になってしまったことから体調を崩し、うつ状態に転落し、ひどいめにあいました。
くれぐれもコーヒーの飲み過ぎにはご注意ください。
それではコーヒーを飲んでうつを克服しましょう。
最後に私の好きなコーヒーを紹介します。世界で一番高価と言われるコーヒー「パナマ・ゲイシャ」を直接買付しているScrapさんのコーヒー豆はおすすめですよ。ゲイシャはもちろんそれ以外のお豆もシーンに合わせてお楽しみいただけます。
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