木下優樹菜さんADHD告白して炎上した7つの理由

発達障害

木下優樹菜さんってこの前も双極性障害を公表したばかりだよね!?

私もこれ動画見たけど、なんで炎上してるんだろ。共感するところもあったけど

今回は、タレントの木下優樹菜さんが7月25日に、ご自身が運営するYouTubeチャンネルでADHDであることを公表しました。しかし、炎上している模様です。

まだ観てない人はご覧ください。6分44秒と短めなのでサラッと観れますよ。

そこでこの記事ではなぜ炎上したのか7つの理由にまとめてADHD当事者の筆者がご紹介します。

音声で聞きたい方はYouTubeでお聞きください。(内容は一緒です)

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ADHD当事者の筆者が動画を観て感じた感想

私が動画で共感したポイントは大きく3つです。

①ADHDを理解してくれる人が増えてほしい
②ADHDを悪口のように使ってほしくない
③ADHDって何って言葉で表現するのが難しい。変に伝えるとADHD=ただただバカっぽくなるだけで

一見、動画を見ただけでは炎上するようには感じませんでしたが、ADHDというものはいろんな特性があるため、簡単には説明できないところがあるので、ポジティブに話す木下優樹菜さんの印象が軽く見えてしまった人も多いのではと感じました。

木下優樹菜さんADHD告白して炎上した7つの理由

さらに炎上した理由を7つのポイントにまとめてみました。

①ADHDをバカにしている発言があったから
②ADHDを免罪符のように使ってる内容だったから
③「ADHDだから、トラブルを起こした」と伺える態度
④脳波の画像だけでADHDがわかるという誤解
⑤クリニックのステルスマーケティング疑惑
⑥炎上経験者だからこそアンチも多い
⑦炎上狙いを疑っている人もいる

それでは一つずつ詳しくみていきましょう。

①ADHDをバカにしている発言があったから

動画内で「バカでしょ」と箇所に、反応しているユーザーもいるようです。

しかしながら、動画をちゃんとみた人ならわかるのですが、「赤でしょ」と言っています。

「赤」が「バカ」と聞こえて、それが木下優樹菜さんがADHDをバカにしているという流れになったのかもしれません。

筆者はこの動画をみてバカにしているような発言には見えませんでしたが、一方で木下優樹菜さんはADHDの知識全くないんだなと感じました。正しい知識のもと発信してほしいなと思いました。

②ADHDを免罪符のように使ってる内容だったから

この部分に関しては否めないところがあります。ADHDだから許されるよね?ADHDだから周りがサポートしてくれるよね?という感覚は強かったです。

たしかに、自分のせいにするのではなく、ADHDのせいにしてしまって生きやすくなることもあると思います。しかしながら、全部が全部、ADHDのせいで〇〇だったというわけではなく、ADHDの特性を含んだ上での自分にしっかり向き合う必要があると感じます。

ADHDのせいにするのは簡単です。しかし、そういった他責思考ではなく自責思考に切り替えることでより生きやすくなるのではないでしょうか。

例えば、「いい環境で働きたい」は他責思考です。そうではなく、「私の〇〇を活かして、いい環境を作れるように働きたい」は自責思考です。

そのため、ADHDの自分の特性を理解した上で自責思考で取り組んでいけると、被害者意識や他責思考からも距離を置いた生き方ができるのではないでしょうか。

③「ADHDだから、トラブルを起こした」と伺える態度

この部分は、動画内だけでは伺えないのですが、木下優樹菜さんとは離婚騒動、タピオカ騒動と世間を騒がせております。その問題とADHDをリンクさせてしまって、深読みしすぎる人も一定数いたようです。

たしかに、ADHDだからこそのトラブルはあります。しかし、その事実は平然とドヤって話すものではありません。今回、木下優樹菜さんがそのような態度とは私は思いませんでしたが、ADHDの方は気をつけましょう。あくまでも周りに対しては自責思考を持ちながらサポートもしてもらうスタイルでいきましょう。

④脳波の画像だけでADHDがわかるという誤解

これには私も「むむむ」となりました。なぜなら、ADHD当事者の私は脳波検査をせずにADHDの診断を受けているからです。私の周りのADHDの知り合いにも脳波検査している人はほぼいないです。

私の場合、ADHDはアンケートのような心理検査(私と家族が実施)と簡単な図形、言語問題の知能検査を実施した結果として、ADHDと診断されました。(検査は自閉症や知能検査も併せてます)

たしかにADHDの人は、脳の体積が一般の人よりもわずかに小さいという論文も発表されています。

しかし、ADHDの診断に脳波画像を使うお医者様はいらっしゃられないようです。

⑤クリニックのステルスマーケティング疑惑

今回、木下優樹菜さんはブレインクリニックという場所で脳波検査(QEEG)を受けてきたようで、結果の画像を動画内で紹介します。

しかし、ネットでは、「わざわざクリニックの名前をあげて、これってステマ?案件」のような声も上がっています。

このブレインクリニックでは、木下優樹菜さんが当院の患者であることと、ステマ疑惑を否定しています。

個人的には、先日双極性障害などの精神障害を公表していただけに、ADHDを診断されるのであればADHDと二次障害の精神障害としての関係性としてまず捉えることも多いのでは?と思うので、その点をすっ飛ばしていきなり脳波検査というものもちょっと???と感じました。

これは私の考察になりますが、前回精神障害を公表した木下優樹菜さんにブレインクリニックさんがYouTube案件として持っていたのではないかなと感じます。

⑥炎上経験者だからこそアンチも多い

木下優樹菜さんは数々炎上をしてきた方です。炎上にはアンチはつきものです。そうなってくると油に水を注ぐように、何を言っても否定される、炎上するという循環が確立してしまっているのかもしれません。

私が強く伝えたいのは今回決してADHDが叩かれているわけではありません
ADHD=トラブルメーカーというレッテルを貼られないようにしたいところですね。

⑦炎上狙いを疑っている人もいる

もはや…炎上を狙ってるのでは?と捉えている人たちもいるようです。

私が動画をみた感想では、木下優樹菜さん本人も、声だけ出演されているディレクターらしき男性の炎上狙いとは思いませんでした。

ADHDの方々向けというよりは、ADHDを知らない人たち向けのような動画であったことから、ただただ、木下優樹菜さんがADHDだよ。ってことを脳波の画像を使いながらも証明したかっただけということなんだと思います。

脳波がADHDの診断に使われないという事実はきっと木下優樹菜さんもディレクターも知らなかったのではないでしょうか。

【まとめ】ADHDの正しい知識を身につけよう

改めて、自分の普段の行動・言動、精神状態に違和感を感じて、病院に行くことは良いことだと考えてます。しかしながら、ADHDとは一言で特性を言えないくらい一人一人特性は変わってきます。

今、ADHDについては私も誤解をするほどまだ色々解明されていない障害です。

そんな中で、ADHDだから、性格が悪い、社会不適合だ!というレッテル貼りには注意したいです。

自分のADHDの特性を活かしながら上手に生きている方々もたくさんいます。

正しいADHDの知識を当事者だけではなく、周りの人も身につけることが大事なのではないでしょうか。そのためにも私自身も発信活動頑張っていきます。

この記事を書いた人
くんポンコツ

田舎から、ぽんこつに綴ります。双極性障害とADHD持ちのぽんこつライター。温泉施設でwebマーケのアルバイトをしながら小さな会社を経営中。来年目標でカフェをつくるプロジェクトを実施中|手網珈琲 | 複業 | ローカル | 二拠点生活 | 東京から地方へ戻り組 | 村育ち | ばあちゃん子 | 30↑

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