ADHD・双極性障害は時間内に作業を終えるのが苦手!その対処方法を紹介

働き方

ADHD、双極性障害持ちなのですが、作業を時間内に終わらせるのが苦手です

これやっといて!と言われても限度がわからなくて困ってます

ADHDや双極性障害の方で時間どおりに仕事や勉強を終えるのが苦手という方も多いのではないでしょうか。

今回は、時間内に作業を終えられるようになる対象法を紹介します。

ADHDや双極性障害の方ってついついいろんなことに手を出したり、飽き性になってしまう傾向がありますよね。私もADHDと双極性障害の当事者なのですが、そういった問題と闘いながら工夫しながら仕事をしています。

それでは対策方法をみていきましょう。

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ADHD・双極性障害が時間内に仕事が終わらない理由

対処法の前に、原因を深掘りしていきます。ADHDや双極性障害が時間内に仕事を終えられない理由を4つにまとめました。原因を理解すると対策を取りやすいですよね。

大前提、人によって能力の凸凹があるので一概には言えませんが、ある程度の共通ポイントを整理します。

仕事の質や量の範囲がよくわかっていない

仕事を引き受ける際に漠然ともらった際に、どの程度のクオリティ、量を担保すればいいのかわからず、他の人に「まだやってたの?」と心配されるくらい、こだわってしまいます。

過集中を発揮すると凝り性になってしまいますし、多動が発揮するといろんなアイデアがどんどん出てキリがなくなります。

ワーキングメモリーや処理速度が遅いため、作業が遅い

ADHDの検査にも使われるWAIS検査でいう処理速度が遅いために、作業スピードも遅いと悩んでいる方も多いです。

この場合、ただ単に遅いケースだけではなくケアレスミスも目立つことがあります

知能統合が弱いため、理解が弱い

WAIS検査でいう知能統合が低い場合、仕事の理解や把握が弱く、仕事が捗らないということがあります。そのために何度も周りや上位に質問して、時間を奪ってしまい、最悪のケースイライラさせてしまうことがあります。

忘れ物・整理整頓ができていない

ADHDをはじめ双極性障害も部屋が片付けられなくて悩む人が多いです。整理整頓のできなさは部屋だけではなく、デスク周り、カバンの中、スマホの中、パソコンのファイル管理など多岐にわたります。あれ?あのファイルどこかに行った。など、普段仕事していると探し物で時間が過ぎていくということがあります。また忘れ物も多く、効率よく進められないことが多いです。

ADHD・双極性障害が時間内に仕事を終わらせる方法

これまでADHD・双極性障害が時間内に仕事を終わらせられない原因をみてきました。次に、そういった課題の解決方法を5つ紹介します。

時間設定を行うこと

かならず仕事を行うときに、時間設定を行うと過集中防止や短時間で集中して仕事できるようになります。ライターをしている私は常に15分タイマーと45分タイマーをスマホでセットして仕事することが多いです。

私のこだわりは1時間の仕事もあえて45分と少し短い設定にして仕事を終わらせることで、15分見直しの時間にできるため、余裕を持った働き方をすることができますよ。

仕事を受け取る際に仕事の範囲やわかりやすさを求める

ADHDにとっては少し苦手なところで、コミュニケーションのずれによって仕事のゴールがわからなくなり、仕事の進み具合が悪くなることがあります。

そのために、仕事を承る際は、仕事の質や量の度合いやスケジュール感はできる限り明確にもらいましょう。もらわないと頭の中がお花畑になってしまい、どこかに行ってしまいます。

そして、仕事の指示も明文化したり、わかりやすく指示してもらうように受け手も質問をして疑問点を無くして仕事を始めましょう。

できないことはできないという勇気

ADHDや双極性障害は、マルチタスクが好きです。そのために、本当は仕事にキャパがないのに、他の人から仕事を依頼されるとそんなに悩まずに「OKです!やれます!」と回答してしまうこともしばしば。

また得意ではないことも、一言あまり得意ではないということを伝えるだけで相手の受け取り方や指示の仕方も変わります。

フラットに自分を見ることで、自分のキャパを測って、できないことはできないという勇気を持ちましょう。

メモの取り方を変えてみる

ADHD(や双極性障害の人)は、マルチタスクが好きなのですが非常に苦手です。そのため、重要なことを聞き逃してしまったり、同時に作業を進められない悩みがありますよね。

例えば、電話もしながらメモを取るのはADHDにとっては至難の業です。ついつい目はどこか視線へ、足はじっとしてられなく、聞くことだけでいっぱいいっぱいになってしまいます。

だからこそ、メモが必要です。最初は慣れないかもしれませんが、メモをしっかり取るようになることはコミュニケーションのずれをなくすために必要なことです。電話だけではなく、他の人からの指示や自分のアイデアをまとめるメモなどのやり方も工夫すると良いでしょう。

自分は何に時間を費やしているのか記録する

ついつい夢中になってしまい、自分が何の仕事にどのくらい時間を費やしているのかわからないことがあります。そのため、作業が遅い理由として、自分の仕事のどの部分に原因があるか把握することができません。

まず自分の行動・仕事を記録して、無駄や漏れなどの自分の癖を知ると良いですよ。自分の癖を発見したら仕組み化して無くせるようにできたらいいですね。

【まとめ】ADHD・双極性障害でも工夫すればもっと楽に働ける

いかがでしたでしょうか。

今回はADHD・双極性障害で仕事を時間内に終わらせたいと考えている人向けに、終わらない原因とその対処法を紹介しました。

私自身も日々、仕事でミスをしないように、できる限り早く仕事をすることを意識してます。上記では紹介しませんでしたが、私にとって重要なことは「睡眠」と「心に余裕を持たせること」をパラメータとして観察してます。

少しでも作業時間がかかって悩んでいる!という方のためになれたら幸いです。

それでは本記事を読んでくださりありがとうございました。

また私がADHDと双極性障害を抱えながら実践している「ずらしキャリアアップ」についてもあわせてお読みください。

この記事を書いた人
くんポンコツ

田舎から、ぽんこつに綴ります。双極性障害とADHD持ちのぽんこつライター。温泉施設でwebマーケのアルバイトをしながら小さな会社を経営中。来年目標でカフェをつくるプロジェクトを実施中|手網珈琲 | 複業 | ローカル | 二拠点生活 | 東京から地方へ戻り組 | 村育ち | ばあちゃん子 | 30↑

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