発達障害・ADHDにおすすめのアルバイトは?仕事する際の注意点やTwitterの口コミも紹介

働き方

ADHD(不注意型)におすすめのアルバイトを教えてください

ADHDの女子大生です。どんなアルバイトも1ヶ月経たずに辞めてしまいます。そんな私でもできるおすすめのアルバイトはありませんか。

不注意、多動、衝動性の症状のある発達障害の一種であるADHDにとってどんなアルバイトが自分に向いているか知りたいですよね。おそらく既にアルバイトが合わなかった、すぐ辞めてしまったなどの経験もあるのかもしれません。

そこで今回は、ADHDにおすすめのアルバイトや、ADHDがアルバイトの仕事をする際の注意点も紹介します。ADHD当事者の筆者も大学時代7つのアルバイトを経験しました。そのうち2つはクビになってしまいましたが、最終的には3年間も続けられたアルバイト先をも見つけることができました。

それではさっそくみていきましょう。

この記事でわかることは以下の通りです。

・ADHDにおすすめのアルバイト
・ADHDがアルバイトをする際に注意するべきポイント
・ADHDの方が今すぐ使える求人サービス

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【アイデア】継続的なアルバイトをする前に1日アルバイトで試してみる

アルバイトをしよう!となってもADHDの自分に何が向いているかわからない方も多いのではないでしょうか。またADHDの特性として、いろんなことに興味が出る好奇心旺盛さが挙げられます。そういったADHDの特性にマッチするのが「1日アルバイト」です。

飽きっぽくって、いろんなことに挑戦でき、さまざまな仕事を遊牧民族のように経験できるのはADHDに向いています。

1日単位でできるアルバイト求人「シェアフル」

シェアフルはスキマバイトアプリNo.1の1日単位に特化したアルバイト求人サービスです。

アプリをダウンロードして会員登録(無料)しておくと、自分のスキマ時間に照らし合わせて観れるので便利ですよ。

ADHDでアルバイトをする人のTwitterでの声

ADHDでアルバイトをする方々のTwitterでのリアルな声をのぞいてみましょう。

Twitter上では、「ADHDはあまりアルバイトは続かない」という声が多かったです。
一方でツイートを探していると、私は〇〇は続けられたという声も見つけることができました。

大前提となりますが、ADHDは能力の凹凸が激しいので、ADHDだから〇〇が向いている!と言い切れないところがありますね。

また例えばADHDのAさんが〇〇に向いているからといってADHDの自分にも向いているとも限りません。ADHDは人によって特性が変わるためあくまでもこういったまとめ情報は参考程度に聞いてください。

ADHD当事者の筆者のアルバイト経験談

知覚推理凸、処理速度凹、多動衝動優位型のADHD当事者の筆者が経験したアルバイトは以下の通りです。

・アパレル(古着屋)→3年間続けられた
・アパレル(ユ○クロ)→マニュアル・指示多すぎてしんどい
・ガソリンスタンド→大きなミスをしてクビ
・居酒屋キッチン→頭を燃やして、クビに
・家庭教師のアルバイト→子どもたちに舐められてしんどかった(が愛されキャラではある)
・棚卸しのアルバイト→淡々と夜中に仕事は楽。しかし正確性×。
・交通誘導員→じっとしれられないのがしんどかった
・河川敷で芝を張り続ける仕事→ミスはなかったが、じっとしてられない
・スイカ収穫→肉体労働・単純作業だったが、運動と思えば清々しい毎日だった

結果的に、個性やお客様と会話をするアパレル(古着屋)を続けられました。お客さまのためへのコーディネートや移り変わるトレンド、自分自身ファッションを通して独自性を発揮するなどがハマりました。ただ、レジがすごく苦手でお金のやり取り、袋詰めは慎重でした。

不注意優勢型ADHDにおすすめのアルバイト

不注意優勢型ADHDとは、気が散りやすかったり、忘れっぽかったりするADHDタイプのことを指します。

この不注意優勢型ADHDはアルバイトでは以下のような失敗や不快感を繰り返すことが多いです。

・忘れ物が多い
・メモがとにかく下手(もはやメモを忘れる)
・整理整頓が下手
・段取りよく仕事をこなすことができない

この特性を最小限カバーできるアルバイトを紹介します。

施設の警備員

施設の警備員も単一作業のため、忘れ物、メモ、整理整頓、段取りも気にせず仕事をすることができます。別にADHDの特徴としてある多動・衝動性も強いとじっとしているのは辛い部分がありますが、あまりミスをせずに行うことができます。

スーパーの裏方業務

レジ接客業務と違い、裏方の品出し業務などは自分のペースでどんどん商品を陳列することができるので安心です。レジの場合は、お客さんをランダムに接客、さらにお金を取り扱ったり、さまざまなコミュニケーションもあることからミスも出やすいです。

しかしながら言語理解が長けている人や、ADHDでおしゃべり好きな人も多いのでそういった方はレジに向いている可能性もあります。ミスをしない工夫をしましょう。

軽作業の工場

軽作業の工場もADHDにとって安心して仕事にのめり込むことができます。工場のラインであればマニュアルや単一作業であることが多いので、ミスを減らすことができます。くれぐれもマニュアルやメモを忘れないようにしましょう。

しかしながらマニュアルや説明書を読むのが苦手という方は向いていない可能性があります。マニュアルがあるのに個性を出したくなってしまい、トラブルを引き起こす可能性があります。

単一事務のデスクワーク

複雑な事務作業ではなく、シンプルな事務作業メインのデスクワークも不注意優勢型ADHDにとって安心して仕事ができるアルバイトでしょう。都市部ではこの類のアルバイトも多く求人があります。

長時間勤務だとミス可能性も増えるため、短時間勤務であればよりマッチしやすいでしょう。

農業

農業も不注意優勢型ADHDにとっておすすめのアルバイトの一つです。作業内容があらかじめ決まっており、単一作業であることも多いので、コツさえ掴めば生産性も上げられるお仕事です。

都市部だとなかなかないかもしれませんが、田舎に行くと大きい農園から小規模農園まで繁忙期に短期で求人が出ることが多いです。

ちなみに筆者は今年の夏はスイカの収穫のお手伝いをしてました。

お客さんが少ない時間帯(深夜帯)のコンビニ、居酒屋

不注意型優勢ADHDにとって、ランダムにどんどん来るお客さんの存在が負担となるケースが多いです。例えば、コンビニのレジ・品出し業務から居酒屋のホールスタッフはお客さんの数が多いと、頭がパニックってしまいミスを引き起こしやすくなってしまいます。

そこで、時間帯を深夜帯などのお客さんが少ない時間帯にすると自分のペースで働けることも多くおすすめですよ。ADHDはマイペースに働けるものが良いです。

治験モニター

治験モニターとは、新しい新薬をはじめ、健康食品、美容品のモニターアルバイトです。
かなり高単価な案件も多いのですが、単発だったり、時期によるので登録しておいて効率よく情報を収集しておいた方が良いですね。基本的に仕事を覚えることはないのでミスも発生しません。

治験モニターのアルバイトはQLifeがおすすめです。1分で簡単登録できるのでこの機会にいかがでしょうか。

多動・衝動性優勢型ADHDにおすすめのアルバイト

多動・衝動性優勢型ADHDとは、じっとしてられなかったり、順番が待てない、人の話に割り込んでしまうADHDタイプのことを指します。

この不注意優勢型ADHDはアルバイトでは以下のような失敗や不快感を繰り返すことが多いです。

・ずっと待機や立ち続ける仕事は耐えられない
・コミュニケーションのすれ違いでついつい人間関係を壊す
・拘束は辛い

この特性を最小限にカバーできるおすすめのアルバイトを紹介します。

在宅で自分の得意を生かしたアルバイト(フリーランス的)

イラストやWEBライター、SNSマーケティングなどのアルバイトも豊富にあります。自分の得意を生かすアルバイトはおすすめです。フリーランスとして活躍する前に未経験OKの教育研修がある仕事場を見つけられたらいいですよね。

ちなみに筆者はインスタマーケティングやライターを業務委託で主婦中心に依頼しています。
アルバイトの求人だけではなく、クラウドワークスやランサーズなどで募集案件をみるのもいいですね。

フードデリバリーや郵便、新聞の配達

多動性の症状があると同じところに留まることができず、あっちこっち行きたくなります。そのADHD特性を活かしたお仕事がフードデリバリーや郵便、新聞の配達。いろんなところに出向くために常に新鮮さがあります。くれぐれも不注意運転・事故や駐車トラブルにはお気をつけください。

ホスト、ホステス

え!意外と思われるかもしれませんが、多動・衝動優位性ADHDはとにかくおしゃべりが好きです。エネルギッシュなところからお客さんや周りから愛されキャラになることも多いです。

あの有名カリスマキャバ嬢のエンリケさんもADHDだったとか…

詳しくはADHD告白をしているYouTuber一覧を合わせてお読みください。

外回りの営業

「話す」「あちこち回る」「わかりやすい報酬体系」である外回りの営業のアルバイトはADHDに向いています。他者貢献の気持ちも強いADHDであるため、営業のためにお客様のために尽くすことが得意なことが多いです。これは前述したホスト、ホステスにも通じますよね。

自分の興味のある分野のアルバイト

とにかくADHDにとって得意なところに過集中がはまるととんでもない成果を出します。いろんなアルバイトを経験した上で自分の凸凹の「凸」を見つけ、伸ばす努力をするのもいいでしょう。

ADHDがアルバイトをする際の注意点

ADHDがアルバイトで失敗しないための注意点を紹介します。

メモが汚い。そして、メモをなくす。

ADHDはマルチタスクが苦手なため、話を聞きながらメモを取るという行為は苦手です。そのため、相手を焦ったくさせるかもしれませんが、丁寧にメモをとるように心がけましょう。

また、そのメモを忘れてしまうのがADHDの特徴です。車通勤の方であれば車に入れっぱなしがおすすめです。またはバッグに入れっぱなしにしておくのがいいでしょう。

アルバイトに求める優先順位を決める

アルバイトに何を求めるのかを考えたときに、「稼ぐ」「自己実現」などあると思います。その際に、自分の能力をどんどん伸ばすような仕事かつミスをしないかつ高時給の仕事が理想ですが、どの部分が大切か優先順位を整理しておくと良いでしょう。

まずは短時間、少ない日数から始めてみよう

いきなり週5アルバイト、1日8時間アルバイトとなるとすぐ飽きたり、体調を壊す可能性もありリスクがあります。石橋を叩いて渡れないADHDですが、ここはしっかり叩いて渡りましょう。
週1〜3日、1日3時間などど短時間、少ない日数で勤務開始するのもアルバイトで失敗しないコツです。

良さそうであればどんどん勤務時間を増やしていきましょう。

発達障害・ADHDにおすすめのアルバイト求人サービス

ここからは発達障害・ADHD向けのアルバイトをはじめ就職・派遣求人サービスや1日単位のアルバイト求人サービスをご紹介します。

1日単位でできるアルバイト求人「シェアフル」

冒頭でも紹介しましたが、シェアフルはスキマバイトアプリNo.1の1日単位に特化したアルバイト求人サービスです。

アプリをダウンロードして会員登録(無料)しておくと、自分のスキマ時間に照らし合わせて観れるので便利ですよ。

アットジーピー【atGP】

atGPは株式会社ゼネラルパートナーズが運営する障害者向けの転職サービスです。正社員をはじめとして、派遣、アルバイトのサポートをしてくださいます。

求人数も業界の中でトップクラスなので安心ですね。

DODAチャレンジ

DODAチャレンジは大手人材グループ企業パーソルグループが展開する障害者向けの転職・就職支援サービスです。

アルバイト求人数も一定数あるようですので要チェックですね。

【まとめ】発達障害・ADHDに特性に合わせたアルバイトを見つけよう

いかがでしたでしょうか。

この記事では発達障害の一つADHDにおすすめのアルバイトから、ADHDがアルバイトする際の注意点、おすすめの求人サービスをご紹介しました。

ADHDのおすすめと言っても人によって発達障害の特性は変わりますので、ぜひご自身で色々行動と分析をして自分に合うアルバイトや働き方を見つけてみてください。

素敵なアルバイトと巡り会えることをお祈りしてます。

それではこの記事を読んでくださりありがとうございました。

また私のTwitterのフォロワーである結城ぱいんさんのブログでも「発達障害 アルバイト」の話がわかりやすく紹介されています。

よろしければぜひお読みください。

この記事を書いた人
くんポンコツ

田舎から、ぽんこつに綴ります。双極性障害とADHD持ちのぽんこつライター。温泉施設でwebマーケのアルバイトをしながら小さな会社を経営中。来年目標でカフェをつくるプロジェクトを実施中|手網珈琲 | 複業 | ローカル | 二拠点生活 | 東京から地方へ戻り組 | 村育ち | ばあちゃん子 | 30↑

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